箱庭裁判

最近聞いて「ほぉ~」と驚いた話をここで一つ (^○^)

 

ある小学校6年生のグループは、グループ内で喧嘩やトラブルがあると「裁判」を行うそうです。

 

AさんとBさんが喧嘩を始めたとすると、まずAさん、Bさんがそれぞれ原告と被告に分かれます。

 

そしてそれぞれに一人ずつ弁護人が付きます。

 

普通は自分の好きな人や同じ意見の人に味方したいものですよね。

 

ところがこの弁護人は公平にジャンケンで選ばれます。

 

自分が味方したくない人につく場合もありますよね。

 

そしてもちろん裁判官もいます。

 

弁護人は自分が弁護する原告、被告それぞれの観点から心情を弁護します。

 

本当は弁護するのもバカバカしいトラブルの原因だってあるかもしれません。

 

それでも、自分が付いた人には責任をもって弁護します。

 

いろいろ答弁がされて、結局、最終的には裁判官は「判決」はしないそうです。

判決はまた次回~(/・ω・)/とするんですって。

 

 

・・・この仕組みってすごいと思いませんか。私はビックリしましたよ\(◎o◎)/!

 

小学六年生でこの仕組みを考えるとは・・・子供のほうが純粋な分、本当の意味での解決とは何なのかよく分かっているのではないでしょうか。

 

物事って、見た目で良い悪いの選別は大体の大人なら今までの経験と良心で出来ますよね。

 

表面的な「見た目(経験や良心)」で解決出来ることも沢山あると思います。

 

でも、中には表面的な判断では解決できない、もっと奥底を見ないと解決できない物事もあると思います。

 

自分と同じ意見や立場の人の気持ちは誰しもよく分かります。

 

当たり前です。

 

自分と違う意見、違う考え方、違う立場、もしかしたら自分にとっては「間違い」であるモノの中に本当の事って隠されているのではないでしょうか。

 

あえて自分から「反対側」に回ろうなんて人はいませんよね。

 

この子供たちは「ジャンケンで公平に」としたところも素晴らしいと思いました。

 

弁護人はすごく勉強になるんだと思うんです。

「トラブルを起こした人の弁護してやってる」ではないんです。勉強させて頂いているんです。

 

この子供たちは、一方的でない多角度から物事を見抜ける子供たちに成長してくれるのではないでしょうか。

 

色んな個性の子供、トラブルの多い子供、「厄介者」なんて思わずに、見方を変えれば

素晴らしいことを教えてくれる「宝物」なんですね。

 

それ以上に価値のある事ってあるのでしょうか。

 

私も今一度、自分の周りをよ~く見渡して価値のある「宝物」をGetしたいと思います☆

 

 

これって、学校での取り組みではないんですって~☆

本当に素晴らしい子供達だと思いました(●^o^●)

 

そして、大人たちも見習えば戦争がなくなるのではないのかな~なんて。

 

自分の意見、自分の立場、自分の正しさをちょっと横に置いてみると、意外と解決不可能と思われていた物事も簡単に解決できるかも・・・?しれませんね♪

 

 

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